コラム
2019.11.15

一歩踏み出せば見えてくるもの

 子育てをする中で自分の子どたちが伝えてくれる大切なメッセージがあります。その中のエピソードを一つ紹介します。今私は42歳で3人の子どもがいます。長男は19歳、長女は16歳、次男は10歳になります。19歳の長男が5歳のときのエピソードになります。その時私はサラリーマンで建築の関係の仕事をしていましたが、本当に自分のやりたいことが見つからず自問自答の日々でした。

 音楽をなりわいとしてやっていきたいという気持ちはありましたが、なかなか踏み出すことができずにいました。

 そんなある日長男がブロック遊びをしている様子を何気なく見ていました。「何を作っているの?」と聞くと「車だよ」と言いました。しばらくして見てみると車だったはずのブロックが少し形を変えていました。もう一度聞いてみると「家だよ」と言いました。車のブロックに何個か重なり家に形を変えていました。またしばらくすると、それは大きな恐竜に姿を変えていました。

 いつも何気なく見ている子どもの遊びですがその時はなぜか目の前がぱっと明るくなるような感覚がしました。

 きっと息子がブロック遊びを始めた時は、恐竜はイメージできていなかったと思います。しかし最初に車を作り一つ一つブロックを重ねていき家になり、最後は恐竜になっていたんだと思います。

そんな子どもの遊ぶ姿を見てこう思いました。

 「一つ形を作る事で、見えてくるものがあるんだ。今は先の事は不安で何も見えなくても、何かを一つ作る事で、次につながるのではないか?まず一歩踏み出してみよう。」と思い会社を辞めました。

 5歳の息子の小さな背中から大きな勇気をもらい、今に至ります。それからは結果(ゴール)よりも過程(ゴールまでの道のり)を大切にしようと心に決めました。

ライター
持田 陽平
持田 陽平

松江市大根島出身 松江市在住
1977年生まれ 三児の父
シンガーソングライター
暗闇演奏家
ウクレレジカン案内人

アコースティックギター&ウクレレとブルースハープ弾き語りが基本スタイル。
よしととひうたとして2006年から活動スタート(2016年から活動休止中)、シンガーソングライター奥田さやかとユニット「マイトリー」としても活動。(現在さやかさん産休の為、活動休止中)

誰もが心の中に持っている大切で、あたたかいものを思い出させるような懐かしく、すっと心に届く音楽を奏でていくことを永遠の目標としている。

最近はウクレレジカンという名前で楽器は難しそうという概念を取り除くセルフケアをテーマにしたオリジナルのウクレレレッスンを展開。みんなで音楽を奏でれば平和な世界が訪れると信じています♪

趣味は片付け、物々交換、温泉・神社巡り、卓球。モットーは「こだわらないという、こだわりをもつ」

最近の口癖は「40歳過ぎたので、新しいチャレンジを!」となにか変わることに意気込んだ感じを出しているが、「変わらないのも1つの才能」という大好きな斉藤和義のうた「進めなまけもの」に激しく共感する42歳。

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