子どもが料理を好きになる方法
長男が16歳、長女が13歳。2人とも、自分なりに料理をしてくれる。最近では、私たち夫婦が出かけてしまっていても、家族の分の夜ご飯を作ってくれるようになった。その時は、次女(7歳)も手伝っている。
私自身、小さいころから料理をしていた。小さいころから母が作っている様子を後ろから見るのが好きで、よく覗いていた。時々、手伝うのもうれしかった覚えがある。初めて一人でカレーを作った時、仕事から帰ってきた母がほめてくれたのを覚えている。
母 「じょうずにできたねー。じゃ、夜ご飯はそれにしよう」
ホントに美味しくできていたか、その時の味は覚えてないが、美味しいと言って食べてくれた母の雰囲気だけを覚えている。
我が家は私が料理担当なので、子どもが小さい時(3~4才)からちょいちょい手伝わせていた。胡麻をする。米を研ぐ。野菜をちぎる。野菜を切る。炒める。少しずつ少しずつ。得てして、小さい子どもというのは、料理をしたがるものだ。手伝わせるのはとても面倒で、時間もかかるから、忙しい時は難しいんだけど。それでも、今は少しずつ手伝わせて良かったと思う。
時々、長男が言ってくれるようになった。
長男「今日は、おれがつくろうか?」
私「やったー!!」
作ってくれることがこんなに嬉しいのかって、ホントに思うよ。
長男と長女では、料理に対しての姿勢というか楽しいポイントが違う。長男は、食べてもらって美味しいと言ってもらえることが一番。だから、食べてくれる人がいると、モチベーションが上がり、気合も入る。自然、料理の品数が増える(笑)
長女の場合は、自分の目指したものをしっかりと作りたい人。その結果、食べてくれた人が美味しいと言ってくれれば、さらに嬉しい。なので、一つの料理を極める雰囲気だ。毎日毎日同じものを作るなんてことをする。
料理を子どもに少しずつ教えておくと、子どもの成長や子どもの性格まで見えてくる。
そして何より、私自身が楽できる。
平成21年からパフォーマーとして活動する。
「ママが笑顔になれば、世界が平和になる」
バルーンアート・パフォーマーさと原人。
450公演を超える実績。
学童保育勤務経験15年。その後、子どものこころのコーチング協会インストラクターになる。
聞く子育て、4つのコミュニケーションカラーを伝える。
パフォーマーなのに子育て講座の先生。
家では家事・子育てするお父さん。
朝晩料理を作る。
長男の子育てでは、日本中探しても、
パパとしては数少ない育児ストレスを経験。
長女の子育てでは、妻に孤独な育児をさせてしまった。
どちらの経験も乗り越えて、今は楽しく家族で過ごしている。
長男・長女・次女の3児のお父ちゃん。