コラム
2023.11.17

我が家なりの役割分担

「やろうと思っていた」
よく聞きますよね、この言葉。

大切なのは実際どれだけ行動しているかだと思っていて。例えば、仕事の相手がやってない事を見て指摘するとこの言葉がよく聞こえてきます。これは子育てにおいても同じで、子どもが小さい頃は「お片付けした?」と聞くと「こ~れ~か~ら~す~る~の!」。大きくなってきた今でも「宿題は?」と聞くと、時々「これ終わったらするし!」と聞こえてきたりしてww

というあたし自身も、妻に何か聞かれた時に「やろうと思っていた」と言っていたりします。お恥ずかしい。

ご挨拶遅れました。はじめまして。MCや即興書家という活動をしているTADAと申します。家族構成としては妻と高2の長女、中1の次女、小5の長男。長女が小学校の頃にPTA会長をさせていただき、現在も長女の高校でPTA副会長をさせていただいております。あたしが家事や育児に関するコラム等、書いていいのかな?と依頼を受けた時に感じておりました。というのも、あたしは人とちょっと違った生き方や仕事をしているせいで、考え方もちょっと違うかも?と不安を感じております。ですが、せっかくいただいた機会ですので「あ、こんな考え方もあるのかな」という程度で読んでいただければと思います。

人間は、お腹がすいたら何かを食べようと動きます。眠いと思ったら寝る準備をします。単純で当たり前な事なのですが、その当たり前を忘れる事ありますよね。頭では家事や育児を夫婦一緒にやる事がいいとわかっていても、ついつい任せ気味になってしまう人もいるのではないでしょうか。例えば、料理は何がいいと聞いてもなんでもいいとか、作ってくれるのを待つとか、洗い物は面倒になってしまい、シンクに持っていく事さえ忘れてしまうとか。洗濯は家族だと量が多くて面倒に。掃除は気になっても結局見ているだけ。それでも、誰かがやってくれちゃうと、甘えが生まれ、やらなくなっている自分がいる。あたしもよくあるので、反省です。

世の中、一緒にやるという形が望ましいという流れですが、ただ、あたしは『それぞれの役割分担』という形も、ひとつのスタイルとしていいのかな?と思ったりしています。我が家では料理は家族会議でメニューを決めて、得意な人が作る。これは妻だけではなく、あたしや子どももやります。洗い物は、あたしは苦手で食洗機を買おう!と率先して提案したほどですが、妻が嫌いじゃないからとやってくれたり、大きくなった子ども達も早く家族で遊びたいからと一緒にやってくれます。ただ、夜型の生活であるあたしが家族が寝静まった頃、深夜にパソコン作業などをして仕事終わりにキッチンを見た時に、食器が溜まっていたりする時は、あたしがやっておくと家族が朝褒めてくれるんじゃないか?と、褒められたい!がゆえに洗ってます。これは、間違えないでいただきたい。いい夫とかではなく、あくまでも自分が家族に褒められたい!という、自分本位の願望の行動です。洗濯は洗い方や干し方、畳み方も妻のマイルールがあるみたいで、逆に触れてくれるなとクレーム受けますww掃除は掃除機を嫌う飼ってる猫の動きや、ホコリに弱い子どものスケジュールのタイミング等をみてやるみたいで、勝手にやりだすとむしろ迷惑になる事も。

妻の得意な事や好きな事は任せる。でもあたしが得意な事や好きな事はあたしがやる。子ども達もお手伝いの気持ちが生まれた時は率先して参加してくれたり。家族全体で無理に一緒にやるよりも、お互いがお互いへの思いやりで、やりたい人、その時に出来る人がやるスタイルって言うのも悪くないのかなって思ったりします。もちろん理想だけど、やらなきゃ誰もやらない!なんて事もあるかと思いますが。ですが、どうでしょう。やりたくもない人に無理にやらせて、それこそ機嫌が悪くなったり、グチグチ言われたら、たまったもんじゃありません。「あなたは家事のコレ担当です!」って決まっていると、あたしは「やろう」が「やらなきゃ」になってしまう性格でして。すんごいストレスに感じてしまうんです。

これ結構大事で、仕事も生活も「やらなきゃ」って、腰重いですよね?やらなきゃ!って思うからしんどくなるし、後回しにしてしまう(あたしだけかな?)でも「やろう」という気持ちがあると、自然とやってる自分がいます。自分で「やってる」なのか「やらされてる」なのかって、実はすごく大事な事なのですよね。

今年から、あたしは山陰地方に単身赴任で住んでおります。約20年ぶりの一人暮らしです。掃除、洗濯、料理、洗い物等、家事全般は、秘密基地のような自分空間なので、楽しくやれております。離れて暮らす子ども達の事は妻に任せてしまっていますが、子ども自身が何か相談ある時は直接メッセージが来たり、家族の事で何か判断する時などはあたしが検討し決めています。少し離れた所ですが、妻の実家もあるので、協力もしてもらっています。単身赴任を決めた時に家族が「大丈夫!頑張ってね!」と、送り出してくれたからこそ、今あたしは山陰地方で頑張れています。これもまた「役割分担」なのかなって。

大事なのは本人の家族への思いやりの部分で自然と「やりたい」である事がそもそも大事なんだと思います。よく聞くのは「夫が何もしてくれない」と、男性が特にやってない感、ありますよね。何もしてくれない相方に、何もしたくないと思ったら、時には「何もしない」で返してやればいいのですww

まぁそれは置いといて、何が言いたいかというと。お互いにとって一番嬉しい事ってなんでしょうか。相手が喜んでくれる事だったり、笑顔でいてくれる事じゃありませんか?もちろん子どもにも健康で笑顔でいてほしい。喜んでくれることがしたい。ですよね。「やろうと思っていた」のであれば、やりましょう。シンプルに、思ったことはやりましょう。

家事や子育ては夫婦一緒に、家族一緒にやる。

それって、何か強制的にやらせる事ではなく、夫婦や家族それぞれが自然とどんな事にも「やりたい」になってる事が一番の理想だと思います。物理的な解決の前に、意識の改善こそが、誰にも負担にならず、やっている事が「面倒くさい事」から「喜び」になり、だからこそ夫婦や家族みんなで一緒にやっている!に、なるのではないでしょうか。3人の子どもがいるので、子どもが小さい頃のしんどさも、少しは理解してるつもりです。ただ、それをしんどさと思うのか、愛し合った夫婦の間に産まれてきてくれた愛する子どもの為にやる「やりがい」なのか。ここが大事かなぁ。

やりたい事は自分がする。
やれる事は自分がする。
喜んでくれる事は自分がする。
笑顔になってくれる事は自分がする。

苦手な事はやってもらう。
出来ない事はやってもらう。
困った時は助けてもらう。
悲しむ事はやらない。
笑顔が消える事はやらない。

自分でやれる事は全力で。家族にやってもらったら恩返しも全力で。
どちらのやり方もあっていいじゃないですか。
1人じゃないんですから。

大切な人の支えになれるって、迷惑ではなくむしろ喜び。支え合いが出来るのも、夫婦であり家族だと思います。夫婦や子どもだけでなく、お父さんお母さんも、じいちゃんばあちゃんも、親戚も、友達も、近所のお知り合いも、役所の人も、みんなでお互いの意識の中で協力して、支え支えられ、補いながらやっていけばいいんです。

あたしなりの、家事や育児の理想は、それぞれの家族にとってベストなやり方であるか。そこを尊重したいですね。これが正しい!なんて、答えはひとつではないと思います。環境も違うし、状況も違う。でも、その夫婦や家族にとって、ベストな生活スタイルを送れているかが大切。結果的に、夫婦や家族が一緒になってやっていたら、そこまでのやり方はそれぞれの夫婦や家族の形でいいと思います。とにかく、それぞれ自分自身が「やらなきゃ」を「やりたい」に変えていく事から。やりたいと思ったら、とりあえず、やってみませんか♪(あたしを含めた世の男ども。パートナーに怒られる事ではなく、褒められる事をしようじゃないか)

ライター
TADA
TADA

即興書家 MC パフォーマー

1999年より千葉にて「あなたを見てインスピレーションで言葉を綴ります」という書き下ろしパフォーマンスを始める。2001年日本一周を決行。2002年以降は拠点を千葉→岡山→横浜→大阪と移し、2023年4月から日本海テレビ「おびわんっ!」(水木金MC担当)が始まった事をきっかけに単身移住。山陰地方のテレビやイベントを中心に活動。現在までに筆文字作品を書き下ろした人数はすでに15万人以上

学校訪問や講演会、自身の子どもが通う小学校でPTA会長を務め、高校ではPTA副会長を務める等、3児の父としての経験を活かし子ども達に関する活動も多数。特に無償でありながら、約6年継続している「中学校ラジオ企画 即興書家TADAのGood School」は、実際の中学校(現在は鳥取県の中学校3校で放送中)で、毎週火曜日の給食時間に放送され、中学生の声を受けリアルなメッセージに本気で応える内容がウケている

MC、書き下ろしパフォーマンス、筆文字デザイン、講演会、コラム、TVラジオ出演等、多方面で活躍中。特にメディアでは書家のイメージとはかけ離れ、明るいキャラクターも親しまれる魅力のひとつに。近年では国内だけにとどまらず「中国・韓国・フランスパリ・アメリカハワイ」等、海外でも活躍し、高い評価を得ている

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