コラム
2021.11.19

ハッピーに免疫力をあげていこう(無理はできないお年頃②)

 「老い」を前向きに受け止められるようになったこの頃、「無理すんなバロメーター」が活躍し、無理~と思ったらとっととやめることにしている。悩まない。流行のものを追い求めるのもほどほどにした。キツいことを言われても右から左へ受け流した。潔くなった。うん。ストレスたまってない。さすがだわ「老い」!(ほらね前向き、笑)

 そして今のテーマは、いかに仕事もプライベートもHappyに前向きに「老い」を元気に楽しむか、ということ。無理はしなくなったとはいっても、健康のためには何をすべきか。おがっち調べによると、コロナなどに負けない免疫力UPのためにするといいことは…

 ・よく笑うこと

 ・声を出すこと

 特に、声を出すのに良いのが「音読」!

 ステイホーム中、誰にも会わず喋らない日が続いたら口が重くなり声が出しにくくなったとか、人と会わないとストレス発散もできず心理的にしんどくなった人も増えたと聞く。

 声を出さないと、喉も舌も動かさなくなり呼吸筋もかたくなっていく。足腰も筋トレが大事なように、この喉周辺の筋トレ=音読なのだ。

 音読関係の本にも、音読は誤嚥性肺炎予防、脳のアンチエイジング、ストレス解消、認知症やうつの予防にもいいと書かれている。やるっきゃない!(古)

 やり方は簡単!毎日5分程度、新聞や好きな本の一ページを開き、目に入った文字を声に出して読んでみる。黙読よりは時間がかかるけど、まず文字を左脳でインプット、意味を理解し、右脳でその内容をイメージしながらアウトプットするので、脳の血流がよくなる。私もラジオの生放送でメールを読み上げ、笑いながらしゃべり続けていると血液がどんどん巡ってアツくなるのがよくわかる。

 私が開催している音読教室の参加者さんたちからは「人前で喋ることに抵抗がなくなった」「滑舌が良くなった」「気持ちが明るくなった」「カラオケ並みに楽しい」「記事について考え語るようになり、世の中のことをもっと知りたくなった」等の感想をいただいている。

 何より、しんどい時に「わーー!」とか、腹が立った時に「なんでだねー!」と声を出すとスッキリする。気持ちがいっぱいいっぱいだと良い言葉も入ってこないが、スッキリするとポジティブな思いがどんどん湧いてくる。

 「もう“老い”なんて笑いとばしていこうー!」と声に出してみる。あら、スッキリ!ね、やるっきゃない!(だから、古)

 さあ、今日も笑って声出していこうーーー!

 おーーー!

ライター
おがっち(小片悦子)
おがっち(小片悦子)

フリーアナウンサー・エッセイスト
島根県出雲市生まれ。関西外国語短大卒業後、証券会社勤務。大阪でタレント活動後、山陰へUターン。エフエム山陰の契約アナウンサーを経て、フリーアナウンサーとなる。パーソナリティを務めるエフエム山陰の「おがっちのレトロ本舗」は、放送開始22年、1000回超えの長寿番組へ。2001年民間放送連盟大賞最優秀賞受賞。CM出演、レポーター、ナレーター、イベント司会、企業・学校・各種団体向けのコミュニケーション講座、山陰中央新報文化センター講師、音読教室、企業・保護者向けのコミュニケーション講演、イベント・番組企画&プロデュース等も行っている。
韓国との交流活動・国際交流活動を20年以上続けており、ホームステイ経験有。仁川観光公社パートナー、韓国エンタメナビゲーターとして韓国文化講座も主催。韓国を旅したフォトエッセイ「おがっちの韓国さらん本~本当に知ってほしい!韓国の話」を出版。「島根本大賞2019」受賞。
日本コミュニケーション協会・心理カウンセリング・コーチング1級、陰陽五行式ライフサイクルラボ認定アナリストの資格を取得し、パーソナル分析セミナーも行っている。Youtube「おがっちチャンネル」も不定期に配信中。

【公式サイト】http://www.ogataetsuko.com/
【レギュラー番組】エフエム山陰「おがっちのレトロ本舗」(金)18:00~19:00 
【CM出演】西日本補聴器、島根米、テレビ新広島おしえてMYしまねCM他。
【著書】「おがっちの韓国さらん本~本当に知ってほしい!韓国の話」(ハーベスト出版)

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