3歳児との対決
ここで初めてコラムを書かせていただいた時に「これから産まれます!」「名前が決まらない!」と言っていた子が、なんと気が付けば3歳に!ほんと時が経つのは早いものです。
無事に年少さんになり友達との交流も増え、知らない言葉を知らないノリで知らないギャグ(?)
にのせて、かましてくるようになりました。ギャグに関しては、ほんとよく分からないのですが、
本人が面白そうに披露してくれるので、とにかく可愛い!ので正義です。
そんなわけで大きくなったし、よく喋り、よく動き、よく笑い、よく怒る。くるくる変わる表情に、夫婦共々、日々楽しませてもらってます。
そう、子どもと仲良しなのです。
では対決とは?
それは、なぜなぜ期に突入したからです。もう朝から晩まで質問まみれ。
とにかく気になったこと、目についたもの、思い出したこと、なんで?と。
覚悟はしてましたが、ついに来たかー!と。
想像以上に止まらないし、答えたお話にまた質問がきて、終わらない!
しかし!僕も日々たくさんの子どもたちと遊んでいる身。できる限り、とことん付き合おうと、
知ってる限りは答え、分からなかったら調べ、一緒になんでだろうって考えたり。
と、正直時間は取られますが、とにかく子どもの着眼点はすごいし、日々大人が当たり前になっている事に、改めて質問を投げかけられると、日常が新鮮に感じられ、、、る時もあります(笑)。
大体は、いかにそれっぽい説明を、嘘ではない程度に誇張し、楽しくわかりやすく伝え、子どもの納得を得るか、と脳細胞フル回転でいい訓練になってます。。。多分。
でも一度やり取りの感じがお互いわかってくると、これが楽しい。
それこそ、朝なんかは「そこかーい!いやいや今は登園準備で時間ないけど、これを適当に答えると、機嫌損ねて余計に時間かかる!いや、しかし3歳が納得するようになんて言おう!」と子どもと時間と語彙力の真剣勝負。
それでも、どうしても時間がないときは「うわー!とと、それは気がつかんかった!よく気がついたね!それになんで?って思うのがすごい!えー?なんでだろう??」と、質問したこと自体を褒め称え、時間稼ぎ!とにかく天からいいワードが降ってくるのを祈るばかりです。
そうやって基本的にずっと質問ゲームを一緒に遊んでいるからか、僕が料理をしてたり、別のことを考えていて、「うーん、そうだね。」とか「そうかー。」と適当に相槌を打つと「そうだねって言わんで!!」と、生返事を指摘され大激怒!
ほんと、良い耳をしてらっしゃる。ごめんね。
しかし、このおかげなのかなんなのか、最近は自分で答えを見つけて、納得する場面もでてきました。例えば「このおもちゃたち、なんで僕の方向いて座ってるんかな?そうか!僕のこと好きなのか!しょうがないなぁ。」
しょうがないのはこっちです。と、自己肯定感がうなぎのぼりです(笑)
どうぞこのまま大きくなりますように!
1986年島根県雲南産
経歴:倉敷の短大を卒業後、人形劇学校へと進路を向け、愛知の老舗人形劇団に所属。幼児向け作品の上演メンバーとして東海地方を中心に幼稚園・保育園・イベントへと出演し活躍。
2012年開催の神話博島根神話映像館スサノオ役を機に島根へ帰郷。マジックを独学で習い始める。
現在、FM山陰金曜「ゆーきのゴーイブFRIDAY!」のパーソナリティを担当。
そして地域のイベントや幼稚園、保育園の行事に、あるときは腹話術やマジックを行なうパフォーマー、あるときは司会・ナレーションとして積極的に参加し、年々、山陰を中心に活動の場を広げている。
Profession
・ソノタネ(火曜 夜)
・ラジオDJ エフエム山陰 ゆーきのゴーイブFRIDAY!(金 17:05-18:00)
司会・アナウンス
ストリートマジック
ステージパフォーマンス
(腹話術・手品)