特定非営利活動法人プロジェクトゆうあいでは、有給休暇の取得を推進し、令和2年度は73%の取得率となっています（6年前は40%）。時間単位の年次有給休暇制度も導入し、子どもの病気や学校行事などを理由として、有給休暇を取得することが「あたりまえ」という雰囲気づくりを進めるほか、取得促進のためにゆとりをもった職員体制の実現や、事業所間で職員が応援をし合える体制をつくっています。
　勤務時間については、従業員の生活面からの希望を聞き、可能な限り調整できるよう配慮するほか、産前産後休業を取得した従業員には、復職しやすいよう休業明け前に復職後の仕事内容や役割を説明し、場合によっては新たなポジションを用意しています。
　上記の取組を進めた結果、2004年の法人設立以来、出産、育児をきっかけに離職する職員はおらず、人材の確保につなげています。
　今後も、職員が働きやすい環境づくりを進めていきたいと考えています。