株式会社後藤建設は、「健康経営」と「働き方改革」を一体的に推進していくために、女性社員の能力を活用しています。経営者自ら社内会議で管理者や社員へ意識改革を働きかけ、女性社員が発言しやすい雰囲気づくりを工夫しています。
　仕事と生活の両立支援を図るため、就業規則を見直し、国の「働き方改革関連法」施行より１年早い２０１８年４月１日に、建設業では先進的な取組といえる「完全週休２日制」「全員月給制」を制度化しました。同時に「有給休暇時間単位取得可能」としました。これらの取組により、子育て世代の社員の子どもの通院や病欠のほか、地域活動・学校行事への参加が容易になりました。また、社員が有給休暇を取得し自身の通院をすることで、積極的に健康管理をするようになりました。
　さらに、社内会議での女性社員の発言が増えることで、会議も活性化し、男性社員も刺激されるという相乗効果も生まれています。社員同士のコミュニケーション能力の向上と社内の団結力を生み出す一助になっています。
　今後も女性社員の提案やサポートを活用し、健康で働きやすい職場環境づくりを継続していきます。